読書メモ『いいデザイナーは、見ためのよさから考えない』
- 作者: 有馬トモユキ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/04/24
- メディア: 新書
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どんな本
著者の有馬トモユキさん自身が手がけられた、 書籍やアニメなどを題材に、 デザインの論理について書かれている。
なぜ読もうと思ったのか
デザイナーの視点や考え方が知りたい。
学んだこと
- デザインとはメッセージをより伝えやすくする技術
- お手本を探すときは、近い課題を解いているデザインは、どのようなデザインを試みているか
- 伝えたい文脈にいる人たちが見慣れているもの、そこにはどのような論理があるのか考える
- レイアウトは、余計なことはしない、ルールを増やさない
- 地図、フォーマットづくり
- 「近接」「整列」「反復」「コントラスト」に沿っていく
- 色は、情報を整理するための4種類と、本文の基本色1つ
- タイポグラフィは、文字の表現全般のこと
- デザイナーが監督なら、書体は役者
- デザインによる解き方とは、問題をどのようにして「見た目」で解決するか
- センスとは観察能力のこと、物事を見て、何を感じたか、気付き
- 自分の体験すべてが、きっかけ
- センスを訓練するために、お題を決めて、身近なことからの気付きを増やす
- センスのよさとは、普段培ってきた「気づき」を、具体的なデザインに適用し、落とし込む力
- クライアントが出したいメッセージを整理し、表現する
- 複数案を作るとは、メッセージの伝え方のバリエーションを作ること
- 提案資料、公開されているガイドライン、レギュレーション資料が参考になる
- アートは問い、デザインは答え
- アートは自分自身のメッセージを伝えるためのUI デザインは物事のメッセージを伝えるためのUI